ふくの映画ブログ2

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「ずっとお城で暮らしてる」

2019年製作の映画の紹介です

監督は、ステイシー・パッソン。
シャリー・ジャクソンの小説が原作の、若干難解なサスペンス系映画です。
主演・出演は、タイッサ・ファーミガ、クリスピン・グローバーセバスチャン・スタン

 

 

(あらすじ)
田舎町の奥深く。
廃墟のような大きな屋敷で、18歳のメリキャットは箱から紙の束を取り出し書き始めます。
『私はメリキャット・ブラックウッド、
代々姉のコンスタンスとこの屋敷に暮らしている・・・』
先週の火曜日。
外に出られない姉に頼まれ図書館や買い物にメリキャットは出掛けます。
町で嫌な思いをするため、メリキャットは森の中にまじないのためいろいろなものを埋めていました。
『残酷な者が触ったものを埋めると、一日守られると魔法の本に書いてあった。』
カフェでコーヒーを飲むとコンスタンスの元カレ・ジムから昔の事件であれこれ言われ、
メリキャットはジムが使ったスプーンを持ち出し埋めるのでした。
メリキャットの家は数年前コンスタンスが家族を毒殺したらしいことで、
町中の話題になっていたのです。
先週の木曜日。
急な買い物から戻ったメリキャットは埋めたものが荒らされていて驚き、
更に従兄だというチャールズがいて驚くのです。
チャールズはしばらく居座り、メリキャットは追い出すため防御の魔法をかけ始めるのでした・・・

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あらすじではファンタジーのようですが、ファンタジーでもなく、
サスペンス、スリラーでもないジャンル自体が難解の映画です。

数年前に原作を読んでいまして、「映画になるかも」と思って調べたら製作中でした。
やっと観ましたら、原作通りの若干難解な作りです。
あらすじには登場しない、事件の生き残りという車いすの叔父も屋敷に住んでいます。
それぞれ会話がかみ合わない進み方です。

メリキャット役のタイッサ・ファーミガは、雰囲気がとてもハマってました。
姉のヴェラ・ファーミガそっくりですよ。
「ブリングリング」(2013)、「運び屋」(2018)、
死霊館のシスター」(2018)シリーズの出演があります。

 

皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
96分で、この長さは本当に観やすいです