ふくの映画ブログ2

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「クラッシュ」

2006年公開の映画の紹介です

監督はポール・ハギス
アメリカで暮らす多民族の差別、偏見、繋がりなど様々な人物の視点で描かれたドラマ映画です。
主演・出演は、ドン・チードルマット・ディロンサンドラ・ブロックジェニファー・エスポジートライアン・フィリップブレンダン・フレイザーテレンス・ハワードマイケル・ペーニャ


「ロスじゃ触れ合いは皆無、人々はたいてい車の中にいるからだ。
でも、触れ合いたいのさ、ぶつかりあって何かを実感したいんだ」
黒人刑事グラハムは、車が衝突して2度スピンした後こうつぶやきます。
同乗の恋人、白人女性は「頭を打ったのね」と言いながら車の外に出、ぶつかった相手のアジア女性と怒鳴り合うのです。
黒人男性2人は、前から歩く2人連れの白人の男女を見て、車に乗ったあと引きづり降ろし車を奪い逃走します。
酷い扱いを受けた女性は、「黒人にビビっちゃいけないの?」と文句を夫に言うのです。
“黒人男性2人が車を奪って逃走した”、と通報を受けた白人巡査・ライアン達2人は黒人の運転する車を止めますが、明らかに違うと知りながら、ライアンは男性・キャメロンを外に出します。
すると中の女性・クリスティンが文句を言い放つのを夫・キャメロンは制しますが、クリスティンは外に出てきます。
ライアンは、身体検査と言いながらクリスティンの余計なところを触り始めるのです。
事を大きくしないようキャメロンは丁重に誤り、ライアン達がいなくなるとクリスティンは夫を攻めまくります。
しかしその後、思わぬところでクリスティンはライアンを目にするのです・・・

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この映画は、アカデミー賞「作品賞」「脚本賞」「編集賞」を受賞、
「監督賞」「助演男優賞/マット・ディロン」のノミネートがあります。

登場人物の役どころは、黒人、白人、ヒスパニック系、メキシコ系、ペルシャ系、アジア系・・・本当に様々です。

グラハム役は、ドン・チードル
ホテル・ルワンダ」(2006)では、アカデミー主演男優賞のノミネートがあります。
マーベルでは「アイアンマン2」(2010)から参加しています。

クリスティン役はタンディ・ニュートン
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(1994)、「幸せのちから 」(2007)、
今年、「グリンゴ/最強の悪運男」(2月)、「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」(3月)などの出演があります。




お立ち寄りありがとうございます
誰が主演か、わからない映画っすよ